この方は50歳代の男性。 主な症状は、左手指のしびれ
病院での検査では、頸椎の椎間板ヘルニアと狭窄症で、手術が必要と判断。
指示に従い、今年の8月に手術。
内容は、突出した椎間板を取り除き、頸椎の骨の一部を切って、
オーバーサイズのセラミックの人工骨をそこに当てはめて、
脊柱管の隙間を広げる、除圧法です。
入院期間は2週間。
手術はもちろん成功。 でも、翌日から首の両脇のコリがひどくて痛くて動かせない。
トイレにいくにも食事をするにも痛くて大変。(食事とトイレ以外することないけど)
リハビリの先生方に首を揉んでいただいて、10日ほどで首を動かせるようになった。
現在は手術をした傷口あたりにガムテープを貼っているような、そんな違和感と動きの悪さが残ります。
手のしびれに関しては、入院中は少し楽だったが、退院して仕事に戻ったら、手術前とあまり変わらない。
長い期間におよんで神経を圧迫していると、
神経繊維を潰してしまっているので、手術できれいに圧迫をとっても、
症状が変わるのには半年から3~5年かかる事もあると。
その回復までの期間で頸椎の治療を担当しております。
手術をなさった方の首でも、ちゃんと治療ができます。
これから手術をお考えの方に参考になればと、写真の掲載を許可してくださいました。