アメリカ サウスカロライナ州 スパータンバーグ
シャーマン・カイロプラクティック大学 へ
跡継ぎ息子とふたり旅です。
まず、シャーマン大学の敷地内にあるカイロプラクティックミュージアムにて、
改めて歴史を学びました。
病院よりも早く取り入れたレントゲン写真の装置。
体の中を流れる電流を測定する装置。
背骨を治すための装置。
治療が必要かどうかを見極める装置。
など、追求して追求して、追求しまくったという痕跡がありありと感じられます。
アメリカ人のフロンティア精神というのでしょうか。
本当に脱帽です。
これは首の治療を練習するための人形です。
実際の頭の重さを考慮して、頭部は鉛で作ってあります。
そして押すべき場所は空洞にして、その上に皮を張って作っています。
どれだけの人数が練習したんでしょう。
丈夫そうななめし革がめくれ上がってしまっています。
本物に触れさせてもらいました。
1942年のパーマーカイロプラクティックスクールの卒業写真です。
左上がBJパーマー先生 校章を挟んで女性が彼の妻のメイプル婦人(教鞭をとっていました)
婦人の下には3代目のデビッド・パーマー先生
その右手にいるのが シャーマン先生です。
1937年の写真にも中心部分にシャーマン先生が。
BJパーマークリニックでも天才ぶりを発揮して、
パーマー大学でも指導にあたっていた、有名な先生です。
それが シャーマン・カイロプラクティック大学の由来です。
私の目的はアナトミーラボ 解剖室ですね。
そして、BJも大好きだった、親睦ゴルフ大会。
解剖はまだ見たくないという息子は、友人宅で預かっていただきました。
ゴルフの時もなので、ほぼホームステイの状態です。
本場のアメリカのカイロプラクティックに触れ、
歴史を学び、どの様な人たちがどの様な場所で、
何を求めて学んでいるのかを見させました。
彼が将来、一流のカイロプラクターを目指す上で、
具体的な努力目標が、まだまだ不鮮明ながら出来上がったようです。