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悲しい顔の1万円札

人はお互いに権利を主張し合うと必ずもめ事になる。
そしてその解決には、なぜかお金が使われる。
中にはお金で権利を増大させている人もいる。
ある人は「自由と権利が教育をダメにして、日本をダメにした
」と言う。
自主性を重んじたら、自主性のない子供ができた。
自分の権利を認めたら、他人の権利を無視する人が増えた。
選択理論心理学では、責任について、
「自分の欲求を満たすうえで、他人の欲求充足の妨げをしない。」
と定義している。
権利には責任をセットにするべきだった。自由にも責任がある。
そもそも、権利という言葉の始まりに問題があった。
士農工商の江戸時代には、権利と言う概念すらなかったらしい。
岩倉具視らの使節団が持ち帰った言葉の中に、この権利があったのだが、
「ライトを権利と訳しては、後世に錯乱を起こす。」と福沢諭吉が言った。 
なぜなら
「ライトは”正しい”という意味なのだから、”正しい”が入っていなければならないし、相手を認める言葉であり、自分を主張する言葉でもない。」
結局、反対は福沢一人だけで、覆すことはできなかった。
「儲かるからやった。そんなのは私の勝手でしょ。」
そんな人間が高い報酬で優秀な弁護士を雇って権利を主張する。
そのお札に、現代のこんな世の中を心配してくれた福沢諭吉先生が
描かれていることが悲しげだ。
私の考える正しい生き方は、自分のかかわりが、相手の人生の質の
向上に役に立つもので、人にも自然にも感謝と尊敬を表す生き方です。
近々、$100米ドル札のベンジャミン・フランクリンについても、
書かせていただきたいと思います。

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