木曜日は解剖実習に参加しました。
病変のある場所とその周辺にどんな事が起きているか?
それは何のためにそうなったか?
病気(炎症や腫瘍など)が起きている場所は組織が壊れ、
その周辺にはそれを治すための繊維組織が集まってきている。
逆に繊維組織が集まっているところを注視すれば、その先に病変が見つかる。
「自然治癒力」 と一言で済ましているが、
指を切った時に傷口がふさがるような単純な治癒だけでなく、
まあ普通は見ることができないお腹の中でも、
しっかりと病気を治そうとする不思議なまでの
システというか能力を目のあたりにしてきました。
体が本来の性能を発揮できる状態ならば、自然治癒できる。
今日も私の体の中ではいくつかのがん細胞が生まれ、
瞬く間に免疫の餌食になっています。
体が本来の性能を発揮できるために、皆さんは何をしますか?
自然治癒力
- 神業
- ベストセラー作家の才能
実習で、気分わるくなりませんでしたか?
真剣に想像したら、怖くて倒れそうになりましたww
「何のためにそうなったのか?」
と、先生はおっしゃるけど、
ほんとにそうなんですよね。
身体って、理由があるからそうなるんですよね。
理由を追求しないで、イージーに症状だけ取り去ろうとすると、むしろ治癒とは逆行するのだということを、
ほんとの意味で治癒させることができるのは、本人の免疫力だけなんだと、
あたしはいつも肝にめいじて仕事をしています。
あたしはもっと身体の声を聞ける人になりたいです!
実習の話、もっとたくさん聞かせてください。
よこぴさん
解剖実習は学びの宝庫なので、
凄く集中してしまいますから大丈夫ですよ。
腎臓はなぜ背中側に逃げているのか?
どうして肝臓は一番上に乗っているのか?
その肝臓が下垂しない為にぶら下げている紐の正体は?
などなど、やっぱり人体はすごいです。
肝臓に肋骨やコルセットの跡が付いている(凹んでいる)
症例が数例ありました。
締め付けすぎるとこうなるのですね。
それは、先生のところに通うことです!
まゆぽんさん
コルセットレバー(リバーだけど)って言うんです。
うちの患者さんにはそうさせたくないですね。