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忙しい時に言わないで

原稿もほぼ仕上がり、最終チェックに入りました。
何度も読んで、誤字脱字、わかりにくい表現をしらみつぶしにしていきます。
それはそれで忙しいのですが、そんな時にまた緊急な仕事が入ります。
娘が中学校に進学したのですが、その 書類 を書く事。
もうダメ、フラフラだ~ もう今夜は寝よう~ と思ったところに、
「学校までの通学路の地図と、 私の娘 という題の作文、明日までに書いて」
と家内に言われました。
「地図ぐらい自分で書いてよ」と言っても、
「地図が読めない女、話を聞かない男」というベストセラー本の通りの夫婦なので、
「わかったわかった。地図はオレが書くから作文はあなたが書いてよ」と妻に言うと、
「あなた作家でしょ~」 クッ こんな時だけ作家扱いです。
400字詰めの原稿用紙4枚。 下記はその一部です。フィクションも一部あります。
こんな真面目な書類にもダジャレを入れてしまう自分が情けないのですが、
ダジャレが入るからスラスラ書けるという事に気づけました。
私の娘
 私の娘は、将来の日本を支える人財として育て上げてきました。
育成環境は土日も仕事で家にいない父と気まぐれな母、88歳にして畑仕事に精を出すソフトで優しい祖父と病弱で素朴な83歳の祖母と同居しながら、3歳年下の弟と5歳年下の妹の面倒を見るという家庭環境と、叔父や叔母、いとこたちと交流の多い大家族的な関わりの中、大自然に囲まれた住環境で育ちました。
年寄りをいたわり、弟妹を引っ張り、私達には希望を与えてくれる、明るくて真面目で甘えん坊で、我が家には無くてはならない存在です。
 テレビゲームやDSのようなゲームはほとんど与えず、キャンプやサイクリングなど大自然の中で体を動かす遊びや、史跡巡りの旅などを重んじてきました。
 東日本大震災の2年後にはボランティアスタッフとして物資の搬送と分配に協力しました。
 習い事では水泳がセントラルスポーツの2級まで、4種目それぞれ50m泳げるところまで続けました。
 勉強は受験対策の塾ではなく公文式を選び、常に前に前にすすんで学んでいきます。
遊ぶよりも勉強をしている方が楽しいと言っています。
しかし、何をやらせてもそこそこ上手にこなす器用なところがありますが、あえて自己主張することもなく、リーダーシップを発揮するような事はありません。歴史や他人に興味を持ちません。自分と自分の将来には強い関心があります。
「他人と過去は変えられない、自分と未来は変えられる」と教えた弊害なのかもしれませんが、歴史は学ばなければ繰り返しますし、特に近代日本史にはこれからの日本をどのように作り上げていくべきなのかを真剣に考え、短い命を燃やしていった先人の志が息づいているので、本来はそこに感謝の心をもって、自分はこれから何をすべきかを考えられるようになってもらいたいと願っています。
 向上心が強いので勉強も課題もしっかりと取り組み克服していきますが、自ら高い志を持ち、そこに現れる課題や壁を乗り越えるというような事ができないのが今後の課題です。
 真面目な子で行動は器用ですが生き方が不器用です。
そこを根本的に解決する方法は黄金律を実践することにあると考えています。
「何事でも他人からして欲しいと思う通りのことを他の人々にもそのようにしてさしあげる」
幸福に至る生き方の基軸は黄金律に。しかし生きがいのある人生とは志の高さによって決まります。
それは歴史と他人に興味を持たなければ得られない人生だと考えています。
 たくさんの学びと経験をする中で、自分にしか登れない山、自分が登るべき山を見つけその頂点を目指して欲しいと願い、育成のパートナーとして貴校の高水準の教育と愛情に満ちたご指導に高い希望を託しております。
 日本的な「人に迷惑をかけない」という消極的な生き方ではなく、黄金律にそって自ら積極的に「人が喜ぶことをしてさしあげる」という生き方の在り様を学校生活の中で先生方から実感して学んでほしいと願っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
また、先日訪問して教頭先生に直接お伝えいたしましたが、衣装の都合がありますので、運動会では赤組に入れていただきたく、無理を承知で重ねてお願い致します。

5 thoughts on “忙しい時に言わないで

  1. ほがらか

    最近、ブログが更新されていなかったので、
    どうしたのかしらと思っていましたが、
    本の原稿製作で、いつも以上に
    多忙な日々をお過ごしだったのですね。
    お疲れ様です。
    その中、娘さんの作文とは、
    我が家の娘も明日が入学式で
    中学一年生になりますが、息子の時も親が
    学校に提出する作文はなかったので、
    びっくりしました。奥様の作家でしょうの
    お言葉、最後まで作文を読んだら、
    これほど、素晴らしく書き上げてしまう島崎先生は、
    やっぱり作家だと、奥様が書きたがらない気持ちが
    解りました。(笑)
    それと、娘さんをここまで冷静に見て愛情溢れる、
    お父さんの心に感動しました。
    いつも患者さんにもご家族にも
    感動を与え続ける先生に、巡りあえたことに
    私は感謝しております。多忙な中御苦労様でした。

  2. 島崎です

    ほがらかさん 
    コメントありがとうございます。
    何年か前のブログに
    「私どうせ高校には行かないから」
    と言っていた娘が中学に入りました。
    ほがらかさんも
    娘さん、中学ご入学おめでとうございます。
    お兄ちゃんと同時進学なんですね~。
    大変ですね~。
    うちの娘の中学校はモンスターペアレンツ対策なのでしょうか?
    作文なんてなかなか面倒な仕事が増えましたが、改めて考えなおす良いチャンスになりました。
    本を書くと、
    「あれって実際は自分で書いていないんでしょ?」
    とか、よく言われます。
    ほがらかさんも出版したら必ず言われますよ~。
    私はちゃんと自分で書いてますよってアピールするために、
    普段の文章をちょっとブログに書いてみました(笑)
    家内が書いたとしたら、
    「真面目でおとなしい普通の女の子です」
    の一行で終わったと思います。
    娘の事を分析するよりも、思い通りにならない子育ての難しさを表現してみました。
    モノ言う保護者のはずが、子供を育成するパートナーとしてお願いしますという言葉を引き出された事で、もうモンスターペアレンツにはなれないですね。

  3. aki

    愛に溢れた作文ですね。
    読んでいてウルっときました。
    いいお父さんですね。ホントに。
    赤レンジャー、今年も是非頑張ってください(*^_^*)

  4. 島崎です

    Akiさん
     公文式をすすめていただいて感謝しております。
    私の娘 という 作文 を書いてみて、
    「出来の悪い子ほどかわいい」と言いますが、
    本当にその通りだと思いましたが、
    書き進んでいるうちに、
    出来の悪さではなく育て方の悪さを認識し、
    「なんでこんなふうに育ててしまったか」 という
    始末書 を書いたようなものですね。
    今からならまだ間に合うと信じて、
    学問だけでなく、志や思いやりを身に付けてほしいな~と思っております。
    それは学校や外部の教育機関に任せる事ではなく、
    親が背中を見せて伝えていくことなのかもしれませんが、
    私に愛と感謝と思いやりと夢と希望と志が無い事が、
    全ての源泉だと認識しました。
    欲があっても志が無い。
    技があっても心が無い。
    才はあっても徳が無い。
    今年は 赤 ではなく、 ベージュ(茶) で行きます。
    茶レンジャー とか言って。

  5. aki

    ぷぷっ。
    島崎先生が控えめにかつ自虐的にコメントされる時は
    なんらかのオチがあるのだろう…と
    心構えをしながら読んでいましたが
    茶レンジャーには爆笑でした(*^^*)
    公文式でつく力は
    基礎学力と、自学自習力です。
    これは単なる学習の先取りではなく
    未知なる課題を、与えられた情報をもとに、今までつけてきた自分自身の学力を使い、自分の力で解いてみることです。
    その毎日の学習により、小さな成功体験を積み重ね、新しい事へのチャレンジ精神や、自らの力で未知の世界を知る喜びを感じられる子どもになります。
    娘さん、長い間公文を続けておられ、
    学校で習っていない課題も、もう何度も乗り越えて来ているでしょうから
    学力だけでなく、
    未来を切り開いていける精神力も
    伸びておられると思いますよ。
    長文、失礼いたしました。
    茶レンジャーの写真も、楽しみにしております(*^_^*)

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